代表幹事挨拶 髙﨑 芳成

代表幹事挨拶 髙﨑 芳成
<神奈川青年税理士クラブのホームページへようこそ>
神奈川青年税理士クラブ(神奈川青税)は、神奈川県内に税理士登録をしている税理士を中心に約150名の会員で構成されています。憲法の理念に沿った租税制度と税理士制度の発展をめざし会員の資質の向上と相互の親睦を図ることを目的としている任意団体です。
税法研究や実務に直結する研修、税制改正、税理士法に関する研修会のほか、他士業とも合同で勉強会や相談会を定期的に開催しています。昼間仕事等で時間が取れない方にも参加いただけるように、平日夜や土曜日に開催しています。また、気軽に参加できる厚生行事を通して会員間の親睦を深めています。
当クラブには、神奈川県の税理士のほか、東京都の税理士や税理士登録していない税理士試験合格者の会員も所属しております。年齢制限もなく、若手からベテランまで、真剣に学び、楽しく活動しています。
皆様のご入会を心よりお待ちしております。
<会員の皆様へ>
神奈川青年税理士クラブの会員の皆様、令和7年6月7日の第55回定期総会において、代表幹事に就任いたしました髙﨑芳成(たかさき よしなり)と申します。
私の青税歴は、平成最後の新合格者祝賀会で入会をしたため令和と同じ7年目となります。入会後の主な役職は、税制改正検討委員長、厚生部長、制度部長、総務部長、副代表幹事、そしてこの度、深沢智仁前代表幹事より神奈川青年税理士クラブ代表幹事のバトンを引き継ぎました。
今年で神奈川青税は創立55年を迎えます。
青税が誕生してから半世紀以上が経ち、社会環境は大きく変わりました。この間業務の多くは手書きからパソコン入力に代わり、デジタル化が進みました。パソコンやスマホがあれば手軽に情報収集ができるようになり、技術革新は人間の肉体的負担の軽減を図るものから、「生成AI」の登場により、人間の知的活動の領域にまで及ぼうとしています。
それでも、本やインターネットといった媒体から得られた情報は、人の実体験に基づく教訓や知恵には及びません。人の話には、その人の感性、価値観を通した洞察があるからです。志を同じくする者同士の交流を通じた気づき、学びは何事にも代えられません。
そこで今年度のテーマは、「やってみなきゃわからない」といたしました。そこに込めた意味は、パソコンやスマホを通じて容易に得られる情報を一旦脇に置いて、頭と体を使って自分事として取り組みましょう、というものです。具体的には、税制改正意見書の改正を通じてあるべき税制について議論を重ねます。税理士法について全青税シンポジウムに向けて論文作成を通じて理解を深めていきます。
青税の良さは、様々な人生経験を積んだ会員が集まる、その人材の多様性、及び全青税や三青会といった地域や士業を超えた交流があることだと思います。そういった会員同士のインタラクティブな交流を通して刺激し合い、成長していけるような活動をしてまいります。